月別: 2016年9月

返済の目途が立たない借金を整理できる手だてが債務整理

返済の目途が立たない借金を整理できる手だてが債務整理ですが、唯一整理できないのが各種税金です。
自己破産について規定している破産法にも租税請求権は免責されない旨が明記されています。
納税は国民の三大義務のひとつでもありますので、たとえ自己破産しても免れることはできません。しかし、役場でいきさつを伝えて分納できないか相談に乗ってもらう事は可能です。
返していけるよう借金を減額するのが個人再生や任意整理の主目的ですから、免責される自己破産とは訳が違い、必ず返済しなければなりません。
もし、この返済が滞ると、やっと取り付けた和解内容が破棄され(個人再生では再生計画の取消)、当然ながら遅延利息を含めたすべての債務を一括で返すように迫られることもあります。
たった一回の遅延でも起こり得ます。
和解や再生計画の内容は順守しないと、あとで大変な思いをするので注意が必要です。原則的に相談は無料でも、債務整理の手続きを弁護士等にしてもらおうと思ったら、仕事を依頼しました引き受けましたという意味での着手金が必要です。額に関する規定は特にありませんから、事務所によって違います。
債務整理でも個人再生と自己破産を行う際は、あらかじめ成功報酬が決まっている場合が多くて判りやすいのですが、裁判所を介さない任意整理ではその結果いかんで成功報酬の額は異なってくるので注意が必要です。
一人で債務の返済に悩むのは良くないです。債務整理に関する相談を無料で受け付けているところは少し探せば沢山あることがわかるでしょう。
各自治体にも常設窓口があったり特別相談期間を設けたりしていますし、国民生活センターならびに消費生活センターといった機関や、地域ごとの弁護士会、日本司法書士連合会、法テラスといった団体にも相談員が置かれて対応にあたっています。
団体以外に弁護士個人の事務所でもこうした無料の相談を行っていることが多いですから、自分だけでなんとかするより、まず相談してみることをお薦めします。
債務整理後の返済を滞りなく終わらせた場合も、しばらくの間は、クレジットカードの申請や利用、あるいは金融機関のローンの審査に受かることはできなくなると理解しておいてください。
その理由は、債務整理の経験者は信用情報機関に事故歴アリとして情報が保存されることが原因です。約5年間はブラックリストに名前が残り続けるので、時間が過ぎるのを待ってください。
任意整理が片付いてから、どうしてもお金が必要になったからといって、消費者金融などでキャッシングを申し込んだとしても、審査の段階で通ることが出来ません。
一度でも信用情報機関のブラックリストに載った場合、記載が削除されるまでには5?10年の時間が必要ですから、その時間を待てばキャッシングができます。債務整理を弁護士や司法書士に頼む時に用意しておくべきものは、まず身分証明書と印鑑、持っているクレジットカード、それから借入の現況が確認できるものをなるべく多くです。
あわせて、所有している資産の証明となる書類も必要になることがあります。
仮に契約書が残っていないとか、クレジットカードの行方がわからなくても、調べる手段はありますから諦めないでください。債務整理は時間がかかるものですから、完了するまで数ヶ月はみておく必要があります。でも、債務整理中に借金の金利や延滞損害金が追加されるようなことはないです。
もし任意整理や個人再生で減額を認められたとしても、返済可能な分の債務が残ります。
この返済分については、利息がつくことはありませんが、この債務の返済期日も遅延してしまうようなことがあれば、延滞損害金と一緒に請求され、一度にすべての支払いを求められるケースもあるので十分注意しておきましょう。